えごま(エゴマ)油の効能・効果

えごまの病気などに対する効果

 

厚生労働省による「日本人の食事摂取基準」の基本事項に皮膚炎防止、血中中性脂肪酸値の低下、不整脈の発生防止、血管内皮細胞の機能改善、血栓生成防止といったn-3系脂肪酸の作用が掲載されています。

 

そしてn-3系脂肪酸の目標量は18歳以上で一日に(下限):2.2g~2.9g以上が設定されています。症例や病気に対する具体的な効果の例としては、動脈硬化予防、不整脈予防、視力向上、痴呆の予防、中性脂肪低減、血中コレステロール低減、血圧の低下、精神安定、記憶学習能力向上、抗炎症、抗腫瘍作用、癌予防、ダイエット、老化予防、アトピー性皮膚炎、喘息、花粉症などのアレルギー症状などの軽減が挙げられ、特に現代病と呼ばれるものに効果があることがこれを見てもわかります。

 

そしてn-3系脂肪酸にあたるαリノレン酸がえごま油には55%以上含まれており、より健康的な食生活を送るためのアイテムとして、現在注目を浴びています。油分を取り過ぎると太るというのが一般的な常識として知られていますが、えごま油はダイエット効果もあり、そういった油の概念を覆し、現代人により健康的な食生活を提供することが期待されています。

 

現在では油だけでなく、えごま油を使った味噌や豆腐、お茶やふりかけなどが販売されており、一般家庭において誰にでも手軽に利用できます。